輪行サイクリング楽しみ方ガイド|電車・船・飛行機で広がる自転車旅の世界

2026年1月4日by 多摩バイクプラス
在来線で輪行をする様子
電車・船・飛行機で広がる自転車旅の世界。輪行をマスターすれば、サイクリングの守備範囲が日本全国に。

電車・船・飛行機で広がるサイクリングの愉しい世界|輪行楽しみ方ガイド

輪行(りんこう)とは:自転車を専用の袋に収納し、公共交通機関で運ぶこと。これだけで、あなたのサイクリングの守備範囲は日本全国へと広がります。

このページでは、「電車」「船」「飛行機」それぞれの輪行の魅力と、失敗しないためのチェックポイントをまとめました。

輪行サイクリング:手段別の愉しみ方ガイド

  • 電車:在来線から新幹線まで。袋いらずの「サイクルトレイン」も急増中!
  • 船:島旅の特等席。移動そのものが旅のメインコンテンツ
  • 飛行機:最速で非日常へ。北海道・沖縄・海外も視野に
  • 準備:ルール、技術、ディスク車対策は専用ガイドで解決


電車で輪行:在来線から新幹線・特急・サイクルトレインまで

最も身近で、バリエーション豊かなのが電車輪行です。目的やエリアに合わせて最適な列車を選びましょう。

在来線・ローカル線の旅

「疲れたら駅から帰る」という保険があるだけで、未開のルートへ踏み出す勇気が湧いてきます。混雑時を避ければ、ゆったりと景色を楽しめます。

在来線で輪行をする様子
天気が悪くなったら帰る、疲れたら帰る、心が折れたら帰る。普段のロングライドに輪行袋を携行するだけで気が楽になります。

サイクルトレイン:袋いらずの開放感

近年、全国で急速に増えているのが「サイクルトレイン」。輪行袋に入れず、自転車をそのまま車内に持ち込める手軽さが最大の魅力です。B.B.BASE(房総エリア)や西武鉄道、地方ローカル線など、予約不要で乗れる区間も増えています。(BBベースを利用したスタッフブログ

B.B.BASEの車両
サイクルトレインなら解体・組立の手間がゼロ。目的地に着いたらすぐ走り出せます。

新幹線・特急列車の旅

長距離移動の強い味方。新幹線の場合は「特大荷物スペース」の予約が必要です。ロマンスカーなどの特急列車なら、より快適な指定席でリラックスして移動できます。

ロマンスカーで輪行をする様子
特急を利用すれば、目的地までの移動時間も最高のリフレッシュタイムになります。

船(フェリー)で輪行:島旅と非日常を楽しむ

海を渡る高揚感は、船輪行ならでは。しまなみ海道、佐渡島、伊豆諸島など、「島一周」という特別な体験があなたを待っています。(伊豆大島グラベルライドスタッフブログ

  • デッキで過ごす開放感:潮風を感じながら目的地が近づくのを待つ贅沢な時間。
  • 客室で休憩:長距離フェリーなら、寝ている間に目的地へ。体力を温存して早朝から走り出せます。
鳥羽行の伊勢湾フェリーの写真
船の旅は、移動そのものがご褒美。自転車と一緒に海を越えるワクワク感は格別です。

飛行機で輪行:雲を越えて憧れの地へ

北海道の直線道路や沖縄のエメラルドグリーンの海へ。飛行機なら、国内どこへでも数時間。週末だけで「非日常ライド」が現実になります。

  • 強固なパッキング:飛行機は預け荷物になるため、専用の頑丈なケースや緩衝材を多めに使う工夫が推奨されます。
  • 事前の手配:航空会社によって重量やサイズの制限が異なります。予約時に「自転車がある」と伝えておくと安心です。
無数の飛行機雲と夕焼け空
空旅ならホノルルセンチュリーライドなどの海外イベントも楽しめます。

出発前の必須ガイド

「自分はどうかな?」と思ったら、まずはこの3つのガイドを。初めての方が詰まりやすいポイントを、バイクプラスの視点で分かりやすく解説しています。


不安を自信に変える「輪行講習会」

「袋に入れられるか不安」「駅前で焦りたくない」……そんな方は、バイクプラスの店舗へお越しください。プロのスタッフが実車を使ってコツを伝授します。

輪行袋の使い方講習会の様子

講習会の詳細・予約はこちら👉 輪行用品を揃える👉


よくある質問(FAQ)

新幹線の「特大荷物スペース」の予約は必須?

東海道・山陽・九州新幹線などでは、指定のスペースを利用するために事前予約が必要です。予約なしで持ち込むと手数料が発生したり、置き場に困る場合があるため、必ず「特大荷物スペース付座席」を予約しましょう。

船や飛行機でもディスクブレーキの対策は必要?

はい、必須です。特に飛行機は気圧の変化や振動があるため、パッドスペーサーの装着を忘れるとブレーキトラブルの原因になります。また、ローターが曲がらないよう保護カバーを併用することをおすすめします。

初めての輪行、おすすめの目的地はありますか?

まずは「駅からサイクリングロードが直結している場所」が安心です。茨城県のつくば(りんりんロード)などは、駅周辺に自転車を組み立てる広いスペースもあり、輪行デビューに最適です。

輪行をもっと身近に。用品一覧はこちら👉

河井 孝介(Kawai Kosuke)

河井 孝介(Kawai Kosuke)

バイクプラス多摩センター店店長自転車ショップ歴28年

社会人1年目、日本上陸直後のTREKのMTBと運命的に出会い、その魅力に開眼。その後、アウトドアショップで自転車販売に携わり、プロとしてのキャリアをスタート。2002年には沖縄県初のアウトドアショップ立ち上げに参画し、足掛け10年間、沖縄県におけるスポーツバイク普及の最前線で活動。その後、スポーツバイク普及の理念に共鳴したバイクプラスの出店拡大時に店長として参画し、現在に至る。本土復帰後は、鉄道好きが高じて輪行に傾倒。その知見を活かし、自転車情報サイトで輪行記事の連載を経験。現在は、廃線跡を巡る輪行の旅をライフワークとし、全国を回っています。予備自衛官としても活動する、一児の父。

専門/得意分野
  • ロードバイク/マウンテンバイク/クロスバイクの販売整備
  • 得意分野:輪行ツーリング/トレイルライド/自転車+撮影や廃線巡り/廃墟探索など/自転車を組み合わせた遊び方の探求
  • ライドスタイル:輪行旅/通勤ライド/ロングライド/グルメライド/ポタリング
保有資格
  • 自転車組立整備士合格
  • 自転車安全整備士合格
  • Keeperコーティング技術バイシクルコース終了
  • TREK プレシジョンフィッター認定
  • TREK University 2025認定ガイド取得